応化41会卒業50周年記念クラス会
(昭和37年学部入学+ 41年学部卒業+43年修士課程修了)
実施日:平成28年3月31日(木)~4月1日(金)
場 所:「みのお山荘風の杜」を中心に開催
参加者:東、井上、植田 (謙)、植田 (高)、浦野、加藤、河合、河本、日下、小松、高岡、竹下、武田、多田、田辺、谷、辻野、浪越、西富、橋本(和)、橋本 (要)、長谷川、廣瀬、福田、藤本、本多、増田、松居、松浦、矢野、山野井、山本、湯川、吉本。以上34名。
今回は50周年を記念して卒業後初めての大阪での開催となった。3月31日は阪大総合学術博物館及び豊中キャンパスを見学後、「みのお山荘風の杜」で記念会・宴会を行い、4月1日は吹田キャンパス見学、ゴルフ、自由の3グループに分かれて行動した。
31日午後、総合学術博物館内カフェに集合した。面影の変わった人、思い出せない人とも名前を交わせばすぐに学生時代の顔が浮かび、つい最近も会っていたような感覚になった。 同館の豊田准教授が博物館全体を、松永准教授が特に適塾資料について詳しく説明し案内して下さった。電子計算機の講義を受けた城教授が製作された日本最初の電子計算機(真空管式)の巨大実物や、理学部増設中発掘されたマチカネワニ化石や、蛋白研時代の松浦君が解明したアミラーゼ構造の模型や、適塾・緒方洪庵の膨大な直筆資料、等々に感じ入るばかりであった。つぎに豊中キャンパス内を観てまわった。当時と様変わりしているが、イ号館や中山池が今も当時の面影を残しており懐かしく嬉しかった。
この後、「みのお山荘風の杜」に移動した。50周年会を待ちつつ亡くなった菅君、佐藤(隆一)君、そして7名の亡き友に合掌、献杯して記念会を開始。近況一覧表をもとに質問される者、言いたい者、代わる代わるマイクへ。地域活動、東北震災地や中国大連でのボランテイア、新種昆虫探し、グライダー、登山、詩吟、絵、文化巡り、・・に話が弾む。亡き友や、手術や持病にも、笑って話合えたのも古希を過ぎたせいか。大高尞歌のあと部屋を移しての二次会も遅くまで続いた。
翌1日、16名は春雨の吹田キャンパスを訪ねた。学生当時、工学部学舎は東野田にあり吹田キャンパスは初めての者も多い。応用化学科や産学連携のテクノアライアンス棟の見学では 伊東忍教授や企業の方に案内説明頂いた。我々の頃とは全然違う研究教育システム、学科コース編成、安全配慮、高度な設備機器、等々に驚いた。工学部資料室、医学部史料室、緑・自然の豊かな学内を一巡した。
ゴルフグループは亀岡市の関西カントリークラブで柳田祥三名誉教授の参加も得て9名3組でプレーした。関東の3名とも色々しゃべりあえた。スコアは本命の連中も凡々、昨晩の不摂生のせいか。 自由グループの内数名は、3日間にわたり明日香・大和・奈良の古墳群、史跡、犬養万葉記念館、橿原考古学研究所博物館等を訪ね、また山の辺の万葉の道も何とか踏破した。
次回卒業55周年記念会は2021年春(4月1日辺り)に北陸地方で行う予定。
(福田記)
「みのお山荘風の杜」で記念写真(平成28年3月31日)