応用化学科 昭和44年卒同期会 阪大豊中キャンパス・吹田キャンパス訪問報告
応用化学科 昭和44年卒同期会 阪大豊中キャンパス・吹田キャンパス訪問報告
2020年4月6日(水)に好天の下、満開の桜が咲き誇る母校を22名(池田、魚崎、大内、柏、勝原、川俣、衣畑、佐伯、高谷、田中、谷口、名取(木村)、浜松、広田、福本、古江、堀田、湊、安田、山根、吉田、頼広)で訪問しました。
私達の学年は関東地区(1年に1回)、大阪地区(不定期)で各々同期会を開催しており、また、2018年5月には(1年早い)卒業50周年のクラス会を開きました。2019年9月の関東地区同期会で、次回はオリンピック・パラリンピックが終わり、季節もよくなっているであろう2020年10月に関西地区メンバーにも呼びかけ、石橋・北千里キャンパス訪問とすることを決めました。しかし、コロナ禍に遭遇し、2020年7月に延期を決定、2020年9月および2021年9月にZOOM同期会を開催しました。コロナ収束の見通しがはっきりしない一方、年齢も上がり体調を崩す仲間も出てきたことから関東地区メンバーで2022年4月実施を決断、関西地区メンバーにも声をかけ当日を迎えました。
名前が変わっていた石橋阪大前駅に集合、坂を上り、病院石橋分院→医短であった総合学術博物館、元イ号館の大阪大学会館を見学、1965年入学記念写真をとったロ号館入口階段で記念写真、図書館下食堂で昼食、その後自由時間の後、在学時には勿論無かったモノレールで吹田キャンパスに移動しました。4月1日付で工学研究科長・工学部長に就任されたばかりの桑畑教授がわざわざ阪大病院前駅まで迎えに来て頂き、応化棟まで案内下さいました。私達は4年生の時に他学科に先がけての東野田キャンパスから吹田キャンパスへの移転を経験しており、ほとんどの参加者は吹田キャンパスの初期しか知らず、キャンパスの大きな変化に驚いていました。応化棟ではそこから合流したメンバーと共に、会議室で桑畑教授の他木田教授、芝田教授、鳶巣教授、伊東教授、藤内教授、南方教授から学科の現況について説明を受け、その後小グループに分かれて先生方の引率の元、研究室見学をさせて頂きました。耐震改修で内装が変わったものの部屋の構造は変わっていない研究室で、50年以上前の研究に打ち込んだ(?)当時を思い出す得がたい時でした。その後、会議室を引き続きお借りし、近況報告をしました。私達は教養部時代2クラスに分かれ、学部進学後も応化コース、石化コースに分かれるなどで、同期と言っても付き合いが浅かったり、また卒業後初めて会う、という人もおり、さらに早期退職ですでに20年近く悠々自適の生活を送っている人、まだ現役で働いている人など様々で、楽しくかつ有益な時間でした。その後有志は在学時代にはなかった高層棟15階のラ・シェーナで懇親会を行い、さらに存分に語り合いました。
10km以上歩き、当時に比べて整備された両キャンパスを存分に満喫した楽しい1日でした。快く迎えて頂き、説明、案内をしてくださった桑畑教授を初めとする先生方、同窓会担当の望月さん、そして研究室で突然の訪問にもかかわらず対応頂いたスタッフ、学生の皆さんに心より感謝して報告を終わります。
(魚崎記)
57年前に入学記念集合写真を撮ったロ号館入口で
応化棟裏の丘で満開の桜の下、先生方と共に
ラ・シェーナでの懇親会