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2017年09月26日

第18回大阪大学応用化学科昭和49年卒同窓会

 2017年9月9日(土)昼、北陸新幹線開通で賑わう金沢駅に21名が定刻に集まった。1年ぶりに会う者、数年ぶりや卒業以来40年ぶりに再会する者、お互い時間の経過を実感しながらも、話し振りや仕草が学生時代と変わりなく懐かしくて直ぐに打ち解けることができた。

 駅前から路線バスで移動、観光ボランティアガイドの方と合流、昔ながらの料亭や茶屋が立ち並びそこかしこから三味線の音が聞こえてきそうな主計町、ひがし茶屋街を散策。バスで兼六園下に移動、65歳以上無料の兼六園を通り、石川県立美術館や禅の研究家鈴木大拙記念館などがある本多の森公園を散策、金沢21世紀美術館からいしかわ四高記念公園へ、大きな松の木が並ぶ木陰で休みながら旧制四高時代の学生生活に思いを馳せた。さらに徒歩で片町の日本料理屋へ。珍しい魚介など上質な加賀料理を金沢の銘酒とともに堪能、お互いの近況など話は大いに盛り上がり、宿舎に着いてからも続いた。この日の万歩計は1万5千を超えていた。

 二日目は路線バスで金沢城石川門まで移動、観光ボランティアガイドの方と合流、城内外の建物や石垣を見学、本丸跡の櫓からの遠景などを楽しんだあと玉泉院丸庭園で休憩。尾山神社を抜けて近江町市場で昼頃、無事の再会を約して解散。午後は有志と翌日のゴルフ参加者でレンタカー3台に分乗、8kmの砂浜を車で走れる千里浜なぎさドライブウエイを通って、巌門や松本清張「ゼロの焦点」にも登場するヤセの断崖などがある能登金剛を見学、陽光が眩しく海面が輝いて大変綺麗な海岸線を楽しむことができた。金沢へ戻り再び解散、ゴルフ参加者9名でパエリアの夕食、ゴルフやワイン、ヨーロッパの森やアメリカの国立公園のことなど話は尽きなかった。

 三日目は石川ゴルフ倶楽部で関東組、四国組、関西組に分かれてコンペ、狭くてアップダウンのあるコースに苦闘しながらも楽しむことができた。最後に金沢駅の居酒屋で反省会ののち解散。二日も三日も共に時間を過ごすとなんとなく別れがたく握り合う手に力が入った。

 三日間好天にも恵まれ参加者それぞれに楽しい時間を過ごせた今回の集まりは偏に金沢出身の幹事である新沢君の緻密な計画と細やかな心配りの賜物であることを記して彼に感謝したいと思う。

(文責 阪本)

兼六園にて
左から阪本、高尾、奥埜、植野、中辻、山田、樋口博、藤本、栗本、宮崎、浅井、船木、喜多、小原、多田、川田、新沢、花畑、村瀬、秋本、河崎