クリプトン会５５周年会同窓会（応化S３６年卒）

日時：　平成２８年５月２３～２４日
場所：　鎌倉KKRわかみや、鎌倉市内
出席者
前列（左より）柴原、藤原、池田暁、宮本靖、石田、市田、西脇、後藤、伊藤
第２列　村井、中村元、岡本、村橋、杉田、丸、田中、宮本煕、村田、山仲、西川、
第３列　佐藤、外川、岡村、辻本、林、藤山、池田功、東上

　Ｓ３６応化卒クリプトン会では同窓会を１０年ごとに開催してきました。５０周年の会を大阪で開催、１０年後に再び相まみえましょうとの約束で別れました、しかし齢を重ね気が短くなってきたのか、昨年半ばに55周年会やろうとの声が上がり、会員の意向を尋ねたところ圧倒的な支持を得て開催する運びとなりました。５月２３日夕刻、関東より１４名、関西より１４名の28名が鎌倉由比ヶ浜、ＫＫＲ「わかみや」に集合しました。
　この会には恩師京極先生にも声をかけましたが、何しろ９５歳という御高齢、しかしお身体も丈夫、耳もしっかり聞こえるとのことですが、足腰が弱って遠くには出かけられないとのこと、盛会を祈るとのメッセージをいただきました。宴会では教えをいただいた多くの先生方の思い出にも花が咲きました。また昨秋朝日賞を受賞した村井先生の祝賀の意も兼ねての会、彼の論文がネイチャーに載ったのはかれこれ２０年ほど昔、しかし有機化学の基本をつかさどる技術は不滅とこの賞が証明、そして我々の仲間には彼をはじめ数人の顕著な功績をあげられた大学者が存在することはこの上ない誇りと、認識する会でもありました。
　宴会は大変盛り上がり存分に旧交をあらためました。結構騒いだ後、２次会ということで別室へ、何人集まるかと危惧していましたが殆ど全員が集まった様でした。翌朝のＴＶで、昨夜の２次会の最中に地震があったとのこと、誰もが全く気付かず。それほど盛り上がっていました。
　第２日はマイクロバスをチャーターしての鎌倉探訪。江の島を横に見て、鎌倉大仏へ、青空の下とても大きく見えました、長谷寺、建長寺、鶴岡八幡宮と巡りましたが、外国の方、それに小学生、中学生の数人のグループ（週日なのにといぶかっていたら修学旅行とのこと、時代の変化に驚き。）が多く見られました。建長寺では裏の方に回ると、さすがは禅寺、静寂、厳粛。見上げる裏山は新緑に、ホトトギスの声も聴かれ心休まる一時でした。
　最後は鎌倉一のそば処「鎌倉峰本」での昼食で「締め」となりました。最後に、「もう５年は待てない、２～３年後にはやろう」、「支部で会合するときには他支部への連絡もすべし」との声か高かったことも併せ報告させていただきます。

（文責　村田）